本来、PDF は Adobe 社が販売している Adobe Acrobat というアプリケーションを利用して作成するものです。 しかし、PDF の仕様は一般に公開されており、 Adobe Acrobat 以外にも PDF を作成するアプリケーションが作成されています。 メディアセンターの端末の場合、PrimoPDF というアプリケーションがインストールされています。 これを使ってPDFファイルを作成する方法を簡単に使い方を説明します。
なお、このアプリケーションについてもっと詳しく知りたい場合には、 以下の URL から配布元のサイトにアクセスできますので、 そこで、色々な情報を調べてみて下さい。
https://www.xlsoft.com/jp/products/primopdf/index.html
PrimoPDF の特徴は印刷機能を持ったアプリケーションなら、 どれでもPDFを作れるようになる点にあります。 つまり、印刷機能を持ったアプリケーションで開くことができる形式なら、 何でも PDF に変換できるということになります。
PrimoPDF は一種の仮想的なプリンタとして働き、 ファイルを紙に出力する代り PDF に変換するという形になっています。
どんなファイルであっても、印刷機能を持ったアプリケーションを使用すると、 「ファイル」メニューから「印刷」を選択すると、 どのプリンタで印刷するのかという選択項目があります。 そこで、PrimoPDF を選択することができます。
そこで、PrimoPDFで印刷をすると、 以下のような画面が出てきますので、 そこで各種設定をして「PDFの作成」を押すと、 生成された PDF ファイルが画面上に出てきます。
[図11]PrimoPDF の画面
なお、このPrimoPDFを使わなくても、MS Officeから直接PDFファイルを作成できます。 「ファイル」--「エクスポート」から編集中のファイルをPDFに変換できます。 Office以外のアプリケーションでも、PDFに直接変換できるアプリケーションは多いようです。