第1回授業 (2024/04/08(月), 10(水)) 「イントロダクション」
この授業の目的
- 京都大学情報環境機構の教育用コンピュータシステムを最低限使えるようにする
- 基本的には、初心者向け
- ワープロ、表計算、プレゼンテーション、HTML など
- アプリケーションの使い方を学びながら、コンピュータを利用する上で必要な考え方を習得する
- 情報社会の一員にふさわしいマナーと倫理を身に付ける
- 大学の学びにおいて、情報技術を活用できるようになる
授業について
- 文学部提供の全学共通科目
- アプリケーションの単なる使い方だけではなく、その背後にある概念、仕組みを習得することを目指す
- さらに、コンピュータを使用することが当り前になっている現在の情報社会を生きていくために、
必要になるマナーと倫理を学ぶ
- この授業では、本格的なプログラミング、高度なテキスト処理、高度なデータベースなどは扱わない
履修について
- 半期の授業で、3コマ開講される
- 教室の定員の関係で3つのコマに分かれているが、どれも同じ内容である
- 【前期】月曜日の1限(2コマ)、水曜日の1限(1コマ)
- プログラミングやテキスト処理などより高度な内容の授業を希望する人は、
「文学部の情報・史料学の専門科目」や「総合人間学部から提供されている全学共通科目」などの授業の履修を勧める
授業の進め方、単位について
- 基本的には一回一回のテーマが決まった講義形式
- しかし、可能な限り実習の時間を取って手を動かす
- 「成績評価」は「平常点」と「課題点」の合計によって行う
- 「平常点」は主に出席で評価します。
出席のとり方は授業中に指示します。
- 「課題」は全体で数回程度課し、課題ごとに締切日を指定する
- 「課題」の提出は、メールまたはPandAで受け付ける。
大まかな予定
- 全14回予定
- 情報倫理
- コンピュータの仕組み
- ワープロソフト (MS Word)
- 表計算ソフト (MS Excel)
- プレゼンテーションソフト (MS PowerPoint)
- 図書館の利用
- Web ページの作成
- ネットワークの仕組み
ハードウェア、ソフトウェア
ハードウェア: 物理的な装置
- 中央演算処理装置(CPU)、メモリー、ハードディスク等
- ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンタ等
ソフトウェア: 物理的な装置を駆動するもの
- OS (Operating System 基本ソフトウェア)
- 機械とアプリケーションの間の橋渡しをするいわば黒子
- アプリケーション(ソフト)
- その上で様々な作業を行うソフトウェア
機器(PC)について
ハードウェア
- Intel製のCPUを使った富士通のPC/AT互換機
OS: Windows 11
- 同時に複数のアプリケーションを動かせる。
- 複数のユーザでの使用を前提
- ほかに、利用できる OS として Linux もある。
利用できるアプリケーション
Microsoft Office
- ワープロソフト Word
- 表計算ソフト Excel
- プレゼンテーションソフト PowerPoint
- データベースソフト Access
プログラミングソフト
- Java
- ActivePerl
- RubyWin
- C++
- ActivePython
その他
- Web ブラウザ(Google Chrome, Microsoft Edge, Firefox)
- エディタ(Emacsなど)
- OS付属のソフト(「メモ帳」「ペイント」「電卓」など)
基本的な流れ
- 電源投入
- ログオン画面が出たら、アカウント、パスワードを入れてログオン
- アプリケーション・ソフトの立ち上げ
- データの保存、ソフトの終了
- すべてのソフトを終了してからシャットダウン(あるいは、ログアウト)
コンピュータを使うための準備
- (電源が入っていなければ)電源を入れる
- 「Windowsへログオン」のウィンドウが画面に表示されたら、
自分の「ユーザー名」(ECS-ID)と「パスワード」を入力する。
- マウスを使って画面上の「ログオン」と書かれているボタンにカーソル(矢印)を合わせ、
クリック(マウスの左のボタンを押す)して下さい。
- これで使える状態になります。
- ヒント1
- 「ユーザー名」を入力した後で[Tab]と書かれたキーを押すと、
次の「パスワード」の欄に自動的にカーソルが移動します。
- ヒント2
- 「ログオン」ボタンをクリックする前に、そのボタンと横に並んでいるボタンとを見くらべてみて下さい。
これだけ縁が二重になっているはずです。
画面上でこのように表示されているボタンについては、わざわざマウスを使わなくても、
キーボードにある[Enter]キーを押すだけでそのキーをクリックしたのと同じことになります。
使い終って帰る時には
- 使ったアプリケーションを全て終了させます。
- [スタート]⇒[シャットダウン]でシャットダウンを選択し、
出てきたウインドウで[OK]をクリックします。
- しばらくすると電源が切れます。
ただし、次に使いたい人が待っている場合には、[スタート]から[ログオフ]を選択して下さい。
今日は、練習のために、「シャットダウン」を選んで電源を落してください
(この教室は、授業が終わると鍵をかけて利用できなくなりますので、
授業終了時には、必ず「シャットダウン」をするようにしましょう)。
その他の情報
京都大学情報環境機構の Web ページの中に、
「教育用PC端末(固定・仮想)」があります。
端末室の利用についての説明が載っています。
また、京都大学情報環境機構のトップページでは、様々なサービスについてや、システムに関する重要なお知らせ、障害情報やセキュリティ情報を見ることができます。
定期的にチェックするようにしましょう。
また、学生向けのECS-IDの基本的な使い方は、学生向けビギナーズガイドを参考にしてください。
さらに、教育用PC端末の基本的な使い方は、マニュアル・ガイドブックをご覧ください。
特に、はじめにお読みください(PC端末サービス)にある「学生用メールサービス」(KUMOI)や「PandA」の説明は、次回までによく読んでおいてください。
全学向け情報基礎演習テキスト
この授業では、直接は使いませんが、京都大学の全学向けに提供されている
「情報基礎演習」の教科書があります。
この授業で扱う内容と重なるところもありますし、さらに進んだ内容もあります。
必要に応じて参考にしてください。
(アクセス時にECS-IDの入力が必要です。)
情報基礎演習[全学向]教科書
文学研究科学生支援プロジェクト
文学研究科では、博士課程を修了した若手研究者を中心に、
「学生支援プロジェクト」
というものが行われています。
これは、その名の通り、学生(学部生や大学院生)の学習、研究活動を支援するために行われているプロジェクトです。
使っていて分からないことがあったら……
- 授業中の場合は、直接質問するか、巡回している TA に尋ねて下さい。
- 授業に関わる質問は、下記の「連絡先メールアドレス」でも受け付けます。
ただし、質問の内容と回答は、PandAのページで公開する場合があります。
- 情報環境機構の Web ページに、
「よくある質問(FAQ)」
が掲載されています
- 情報環境機構の Web ページには、
「問い合わせフォーム」
も用意されています。
- 徐 月1クラス(情報メ203):ComLiteracyA [at] bun.kyoto-u.ac.jp
- 大浦 月1クラス(情報メ204):ComLiteracyB [at] bun.kyoto-u.ac.jp
- 徐 水3クラス(情報メ203):ComLiteracyC [at] bun.kyoto-u.ac.jp
- どちらのアドレスも、[at] は 半角の@ に変えてください
- メールを送る際には必ず「件名」を記入し、
本文には「自分の所属」「名前」「用件」を明記して下さい
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