ここまで数回に分けて Word や Excel、PowerPoint などを学んできましたが、これらのアプリケーションは、全て「Microsoft Office」という一連のアプリケーションの一部になっています。 上記のアプリケーション以外にも、メール、及び、スケジュール管理の「Outlook」などがあります。 それぞれのアプリケーションはセットで販売されていたり、単体で販売されていたりします。
現在、最新のバージョンはMS Office 2024ですが、MS Officeの入手方法としては、Microsoft 365 (旧称 Office 365)という年額、もしくは月額のサブスクリプションで購入するものと、Office 2024を一回購入するものがあります。前者は、常に最新のOfficeのバージョンを入手できます。後者は、支払いは一回ですが、新しいOfficeのバージョンが出たら、新たに購入する必要があります。 詳細は、「Microsoft 365 と Office 2024 の違いは何ですか。」をご覧ください。
私達がこれらのアプリケーションが一組になっているということを意識することはあまりありませんが、操作方法が共通だったり、アプリケーション間の連携がしやすかったりすることがよくあります。 ですので、一つ操作方法を覚えれば、他のアプリケーションも簡単に使えるようになると思います。
また、MicrosoftのサービスとしてOneDriveというものがあります。 これはすでに教育用コンピュータシステムで使えることを説明しましたが、Microsoftのアカウントを持っていれば、無料のアカウントでも使うことができます。 (ですので、自分でWindowsのパソコンをお持ちの方は、すでに京大のアカウントとは別にOneDriveを使っていたという人も多いと思います。)
KUMOIにはECS-IDを使ってログインしますが、実はKUMOIはMicrosoftのメールサービス(outlook)を使っています。 ECS-IDにはOneDriveのサービスも結び付けられていますので、ECS-IDでOneDriveを使うこともできます。
OneDrive上のファイルには、アプリを使ってアクセスする方法とブラウザを使ってアクセスする方法があります。 以下では、ブラウザを使ってアクセスする方法を説明します。
ブラウザからは、https://onedrive.live.com/からアクセスできます。 また、KUMOIにログインしている状態でしたら、画面左のアイコンからアクセスできます。

[図1] KUMOIからOneDriveにアクセス
OneDriveにアクセスできたら、右上にアカウントマネージャーのアイコンがありますので、どのアカウントでログインしているのか確認しましょう。 (特に、自分のパソコンでもOneDriveを使っている場合は、今、どのアカウントを使っているのか混同しないようにしましょう。)
このOneDriveの中でWordや、Excel、PowerPointのファイルを開いて編集することもできます。 つまり、Webブラウザの中でWord、Excel、PowerPointを編集することができます。 ただし、これは「Webアプリ版のWord」や「Webアプリ版のExcel」「Webアプリ版のPowerPoint」で、この授業で扱ったデスクトップ版のWord、Excel、PowerPointとは別のものです。 Webアプリ版はブラウザさえあればどこでも使えますが、デスクトップ版とは機能が異なるものなので、注意しましょう。
また、ここで作成したファイルはインターネット上にあることになります。 PandAで課題ファイルを提出したりする時には、ファイルをダウンロードする必要がありますので、注意しましょう。
さらに、このOneDriveを使えば、他の人とファイルを共有することもできます。 ファイルを選択した状態で「共有」、もしくは、「リンクのコピー」をすると、「ファイル共有用のリンク」が生成されます。 このリンクのアドレスを共有したい人に教えると、相手とこのファイルを共有することができます。 設定によっては、相手に閲覧してもらうだけでなく、OneDrive上で編集を許可することもできます。 Webアプリ版のPowerPointを使うことになりますが、例えば、授業でグループ発表を行う際にPowerPointファイルを何人かで一緒に編集するということもできます。

[図2] リンクの作成
また、アクセスできるユーザーを限定することもできます。 例えば、ECS-IDを持っている人しかアクセスできないようにすることもできます。

[図3] リンクの設定
この授業の内容を越えて、さらにMS Officeの各アプリケーションの情報を知りたいという場合、それに関する書籍は山ほどありますし、Web検索をすればいろいろ出てきます。 なので、改めてこちらから紹介するまでもないのですが、Microsoftが用意しているページを紹介しておきます。